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lazy SMPによるレーティング向上について

lazy SMPに対応した最近のソフトではスレッド数をCPUコア数より増やした場合にNPSが増加しレーティングも向上されます。私のテスト用PCは2台とも4コア8スレッドですので、同じソフトを4スレッドと8スレッドで動かしたものを対局させた時に勝率がどうなるか幾つかのソフトで見ていこうと思います。対局条件はこのサイトの設定基準と同じで、初手より一手5秒です。それぞれNPSが4割から6割程度増加するため相応に強くなるように思われます。統計精度はあまり高くないものの、有意に強くなっているもの、はっきりしていないもの、いろいろあるように思えます。

ソフト名 8スレッド 勝-分-負 4スレッド (レーティング差±統計誤差1σ)

Silent Majority: 130 - 21- 49 (169 ±28)

YaneuraOu classic-tce: 63-13-24 (168 ±41)

Usapyon2 : 63-10-34 (107 ±36)

tanuki-WCSC26: 55-5-40 (55 ±35)

Apery WCSC26: 72-8-60 (32 ±30)

注意:

Silent Majority: 8スレッドはAVX2対応版、Apery WCSC26の評価ファイル、

4スレッドはSSE42版Apery_twigの評価ファイルを使用。

Usapyon2は8スレッドはWCSC26版、4スレッドはbeta 3.2d版

tanuki-は8スレッドはlazy smp版、4スレッドはybwc版

 

追記 (2016/05/31)

自己対局で出たレート差は他のソフトとの対局も行うことによりだいぶ変化しました。

Usapyon2はほぼ同じくらいのレート差ですがSilent MajorityやYaneuraOuについては

差が縮まってきました。

また、AperyWCSC26についてはレーティング差が70くらいまでひろがっています。

自己対局のみで得られるレーティング差は(対局数も少なかったのですが)それほどあてにならないという良い例となりました。tanuki, nozomi, Gikouについてはこれから調べていきます。また、god whale sdt4aについて4スレッドをこれから調べていきます。テストするものとしては4スレッドのほうがマシンに対する負担が少ないのでwelcomeなので、4スレッドのソフトを基準にして8スレッドのレートを評価していく形になります。

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