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駒落ちハンデ 第4回調査

  • 執筆者の写真: uuunuuun
    uuunuuun
  • 2018年5月24日
  • 読了時間: 3分

このブログでは以前より上位ソフトに駒落ちハンデで下位ソフトと対局させ、各手合でどの程度のレーティングのソフトであれば上位ソフトに勝てるのか調査を行っています。(前回前々回初回の記事)WCSC28が終了し上位ソフトのレーティングもほぼ確定しましたので、今回は上位ソフトとして将棋エンジンやねうら王v4.82tournamentと評価関数QQRを用いて調査を行います。現在レーティング表トップでR4200超です。今回の調査の棋譜はこちらにあります。

飛車落:下位ソフトとしてApery_twig (大樹の枝: R3250), 技巧1 (R3520), 技巧2(R3800)をお相手として選びました。結果は以下の通り

対Apery_twig 上手73-1-26 下手 (R差179)

対技巧1 上手 27-2-71 下手 (R差 -164)

対技巧2 上手 21-79 下手 (R差-230)

この結果をそのままレート計算するととR3400超(R3422)と評価されます。飛車落ちについては前々回の調査まではR3000位で頭打ちなのではないかと予想していましたが、前回の調査でyaselmoがその壁を破りR3220と評価されました。今回は更に上回りR3422となりました。飛車落ちは大きなハンデなので上手がいくら強くてもある程度強ければ負けないのではと考えていましたが、今の所順調に伸びていると言わざるを得ません。今回の調査、時々対局を覗いていましたが、共通するパターンとしては(1)下手側は穴熊を組む(2)上手側はバランスよくまとめて下手の攻めを交わしながら入玉を目指す(3)下手が上手入玉に手間取っている間に上手は下手の穴熊を破る。序盤戦術が変われば結果は大分変わったかもしれません。あと、目についた点は技巧1と技巧2が平手のレーティングでは260程度離れているのにもかかわらず駒落ち対局ではほとんど戦績が変わらなかった点です。典型的な相性問題ですが、駒落ではそれが大きく出るように思えます。

角落ち:下位ソフトとして技巧1(R3520), 技巧2(R3800), Apery_twig(R3250)を選択。今の所の対局結果は

対Apery_twig 上手 48-16 下手 (R差191)

対技巧1 上手39-61 下手(R差 -78)

対技巧2 上手29-79 下手(R差-155)

全体的に飛車落ちとそれほど変わらないのが印象的。また、技巧1との結果を見る限りyaselmo (R4046) ともあまり変わらない。QQRは駒落ち戦に優秀な成績を出していましたが、こと角落ちについてはyaselmoからほとんど進歩していないという結果になった。

二枚落:飛車落の結果が良かったので調子に乗り二枚落ちも調べてみました。こちらも想像よりだいぶ良かった、、下手としてNanoha mini(R2608)を選択して二枚落対局させたところ

上手(YO/QQR) 51-49 Nanoha mini

統計制度の範囲で互角、つまりR2600相当ということになりました。前回のYO/yaselmoの組み合わせの2枚落の結果がR2400相当でしたのでR200程度伸びていることになります!それだけ指手の精度が上がり下手の緩手を見逃さなくなったということだと思います。R2600というとプロレベルに近づいているので、もしや(?)と思われる方もおられると思いますが、私のサイトでの駒落ち対局は定跡をオフにした対局であり、下手が有利になる銀多伝などの定跡を用いていないことにご注意ください。(千田先生のコメント

# その後、Bonanza6とも対局させたところ

上手(YO/QQR) 44-56 Bonanza 6 (レート差40程度)

Bonanza 6のレートはR2755ですのでこれから判断するとR2700程度、Nanoha miniとの対局結果も勘案するとR2650程度ということでしょうか。

四枚落ち:上手TNK/nn20180608mafuに変更。(QQRとほぼ同じレーティング)下手Bonanza 1.2 (R2220)

上手 63-48 下手 レート差R48

Bonanza1.2というのは24だと四段~五段相当。ホントだろうか。ちょっと調べたくなる。

六枚落ち:上手TNK/nn20180608mafu 下手Spear Lv5 (R1651)

上手 110 -11- 38 下手 レート差170

R1800というと24で言うところの2段。これは流石におかしい。6枚落ちの場合定跡を使えば24級位者の私でも勝てる。

 
 
 

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